「外国人参政権」を巡る大学入試センター
への質問とその回答
4月20日現在

 皆さんもご存知のことと思いますが、今年1月16日に実施された「現代社会」にて、政治的に現在進行形である「外国人参政権問題」を採用し、あたかも「違憲」ではない印象を与える答となっていました。
 このことについて、大学入試センターへファクスにて質問をいたしました。

 なお、先方からの回答は、ファクスですので、HP用に打ち直していますので段落等に原文との違いがございますことご了承下さい。  (転載自由)
                                            平成22年2月25日 渡邊裕一
質問1回目 回答1回目 質問2回目 回答2回目 質問3回目 回答3回目
質問4回目 回答4回目 質問5回目 電話確認 文科省へ電話 文科省回答
回答5回目 質問6回目 回答6回目 質問7回目 回答7回目 質問8回目
回答8回目 質問9回目 回答9回目 雑感

【回答5回目】 4月19日

                                              平成22年3月30日
渡邊裕一 殿
                                 独立行政法人大学入試センター理事長
                                                   吉本高志
                                                   (公印省略)

        平成22年度大学入試センター試験試験問題に関する照会について

 御質問いただいた平成21年度大学入試センター試験の「日本史A」第5問問5及び平成22年度大学入試センター試験の「現代社会」第1問問3に関する回答については、いずれも教科書の掲載状況や採択率について事実を回答したものです。
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 センター側は、またも答えにならない答えを出してきました。
 質問5を要訳すれば、21年日本史A=すべての教科書で扱っている。この説明からすれば、22年現代社会=17中10の教科書が採択は、矛盾する。
 これに対し、回答5は、採択率について事実を回答。ということで質問には答えていません。要するに、答えられない。答えると、更に「非」であることが、立証される。ということです。上層部が、教義を重ねた回答から、如何に責任回避が主題であるかが読み取れます。

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