日本李登輝友の会愛知県支部・岐阜県支部共催 秋季講演会
講師:安倍晋三元内閣総理大臣
「国家主権の確立と東アジアの安定」
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 最後に、戦後レジームからの脱却とは「教育改革」であると考えている。昭和20年、わが国は残念ながら敗戦を迎えました。翌年、お正月に皇居において歌会始が開催されました。大変寒い中でしたが、陛下の御製はこうでありました。
 「降り積もる深雪に耐えて色変えぬ松そ雄々しき、人もかくあれ」雪がしんしんと降り、その重さに耐え松は青々とした美しさを失わない。日本は戦いに敗れ占領下にあるけれども、日本の素晴しさ美しさは、失いたくないものだ。
という文字を供えられた。65年経ってそうはならなかったようですね。同じ年、ひとりの日系アメリカ人が東京に来た。後にハワイの州知事になった方。一人の少年が靴磨きを真面目にしていた。同情した彼は、即席のサンドウィッチを作って与えたら、ペコリと頭を下げ、食べないで包んで道具箱に入れた。お腹を空かしているのに何故食べないのかと尋ねたところ、少年は、「有難うございます。僕の家族は、家族は3歳の妹だけだから、持ち帰って二人でいただきます。」と答え、深々とお辞儀をした。姿はみすぼらしいが、その心、凛々しさに有吉さん自身が、この少年と同じ、日本人の血が流れていることを誇りに思ったという。この少年達が日本の復興を繁栄を支えてきた。また、この少年を育んだのが日本の教育だったのだろうと、私は思います。しかし。民主党が政権を獲って日教組が復活してきた。この日本の美しい姿が伝えられない状況になるかもしれない。ですから、教育の再生にも取り組んで行きたいと思います。本日は、有難うございました。

【閉会の挨拶】 本人で恐縮ですが、掲載させていただきます。
 台湾では「米軍は、広島・長崎に原爆を落とし、台湾には「蒋介石」という石を落とした」と言われます。その「石」は原爆に負けずとも劣らず、時間を掛けて、台湾人を虐殺し、弾圧しました。その蒋介石が恐れた人物が、宗像隆幸さんという方で、日本李登輝友の会の理事をされています。何故、宗像先生を恐れたのか?それは、蒋介石独裁時代に宗像先生は、民主化運動家を悉く逃がしました。
 そのときの運動家の人たちが後の民主化した台湾の礎となりました。その宗像先生と今年夏に居酒屋でお話しをしましたところ、「安倍さんには、もう一度、立っていただきたい」と言われたので、愛知で11月に安倍先生の講演会をいただくことをお話ししたところ「是非とも会場の皆さんにお願いしたい。安倍さんに勇気を与えてあげて欲しい!」どうか皆さん、安倍先生へのエールを送ってください。本日は、有難うございました。

【編集後記】
 最後まで御覧いただきありがとうございました。本講演会は、昨年の秋季講演会「小林よしのり氏講演会」開催直後、雑談の中から生まれ、昨年末には、安倍先生より了解をいただくことができました。 今年は、7月総会での石平先生、11月の安倍先生と、毎年2回の講演会を設立から開催してきています。ある意味、実勢以上の展開をしている感がありますが、多くの方々から、私ども会の活動に対する期待が感じられますことから、とにかく応えようという思いで準備をしてまいりました。しかし、元総理をお招きすることは思った以上に大変で、警備等々、今までにないくらい緻密な打ち合わせを要しました。
 更には、安倍先生の人気ぶり。満席後のお申し込みは電話等の個別対応をしてまいりましたが、その声からご高齢と分る方が「立見でもよいから」という要望に、何とか席を用意できないかと前日夜中まで席数と申込者数を照合しながら、まるで碁をしているように練っていました。不本意ながらも当日は、断らざるを得ないことも生じましたが、安倍先生のお話を聞きたいと願う方々へ何とか、その機会を提供できたと感じました。
 閉会後、路上で皆様からお礼の言葉をいただいた時には、主催者冥利に尽きると感じた次第です。
 本講演会へご協力くださいました皆様、心より感謝申し上げます。
日本李登輝友の会愛知県支部事務局長:渡邊裕一
photos 加藤秀彦:愛知県支部幹事 小野隆:岐阜県支部幹事
cover photo & text 渡邊裕一

聞き取り難い部分もございますが、DVDを作成しました。
本品は非売品ですが、会へのご協力くださる方々に配布いたしております。
ご興味のある方は、こちらよりお問い合わせ下さい。
本講演会へご協力くださいました皆様へ
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