日本人は、一般の人達でチベットに対して「何とかしたい」また、今は「フリー、チベット」
と言っているが、いずれ「フリー、ニッポン」と言わなければならなくなる危機感で参加し
ている。そうはいっても烏合の衆である。相手は「何とか大学」といった学生たちを無線
機でコントロールする統制力を持っている。彼らは聖火を守るために来ているから自制を
している。自制をしていて、これである。そうなると何かあった場合、中国人が蜂起したな
らばおそらく勝てない。その端的な例を長野市民に見た。この日、どういう人達が長野で
動いていたか。まずは中国人。それからチベットの旗を持った日本人。そして警察官。そ
して走る人達。この四種類の人達しかいない。長野市民がいない。勿論、場所によって
はいるが、後は行政で借り出された職員等。いわゆる普通の長野市民が殆んどいない。
そこで長野市民に「郷土を中国の旗で埋め尽くされ、好き勝手にやられて、あなた方はい
いんですか？」と訊ねたところ、みんなうつむいてへらへら笑っている。これこそ今の日本
人だと思った。中国国旗に埋め尽くされ日本人が蹂躙されても見てみぬ振りをする。長野
市民を悪いといっているのではなく、日本人の縮図が長野にあった、ということで、これで
は本当に「日本が危ないな」と感じた。

　三輪和雄氏は「南京大虐殺」を「中国人の共同幻想」と述べた。それは、
文化大革命において中国はその「大虐殺」を行なっている。つまり中国人
の中には「大虐殺」をイメージする感性が備わっているということなのだろ
う。　それが4月26日に行なわれた「長野聖火リレー」においていみじくも
露呈した、ということである。
　取材で長野入りしスタート位置に行ったら「オール、チャイナ」、道路一面
に紅星旗が並ぶ。チベットの旗を持った普通の女の子がスタート地点へ行
こうとしたら、警察は一切入れない。ちなみにチベットの旗を持った人達は
ネットなどで集まった人達である。その普通の人達を警察は一切入れない
ことに対し、「どうして入れないかを訊ねた」。その場には、多くの中国人が
いる。「一切、人を入れない、もしくは武器になるから旗はいけない」というの
なら、あいつらも同じではないか。ここは長野であり日本である、そこで中国

　長野市は中華街となり参加した日本人１３名が怪我をし、内二人は病院へ運ばれた。（病院には中国人もいた）メガネを割られ蒼アザを作っていた。中国人は四千人とされているが実際には一万人いたと言われる。一時的にこれだけの中国人を集められる力は何か？と考えなければならない。旗竿と鉄棒で我々を殴ったが、これが銃を取り、爆弾を取り、化学兵器を持ったらどうなるのか。これを素直に想像しなければならない。在日中国人は現在、100万人を超え、在日韓国人、朝鮮人をこの五年間で抜き去った。長野の1万人の背後に99万人の中国人がいる。この1万人も本意で来たかどうかは分からない、「留学ビザ・出国ビザを止めるぞ」と

人を入れて日本人を入れない法的根拠を示せ！」といったところ警官は「法的根拠は無い」と答えた。　これは長野県警ごときの判断ではなく、警察庁の判断であろう。で、警察庁ということは、親中派の福田康夫の指示ということになる。当初は警察によるこのような処置に腹立たしさを憶えながら取材していたが、次第に彼ら警察がいなかったら死者が出ていたのではないかと思うようになった。「そんな大袈裟な」という人もいるだろうが、現地に行った人達なら、それは理解できる。また、「弁当代程度で動員された」という人もいるでしょう。実際、そうかもしれない。しかし、学生と呼ばれる彼らの日本人に対する憎悪は現地に行った人でないと分からない。彼らのパターンは、チベットの旗を持った日本人グループの倍以上、中国人がいて、なおかつ警官が少ないと襲ってくる。日本人は順法精神があるから、信号が赤になれば止まる。一部が取り残された状態で後ろから中国人の集団が近付いてきて更に、青信号の方向からもやってきて日本人グループが囲まれたところで、小突くは殴るはの行為を繰り返す。そこへガタイのデカイのがやってきて“これ以上やったらまずい”と止めさせる。これは学生ではなく中国の考案と思われる。Ｔシャツを着て一般人のように見せているが、あの体と雰囲気、命令ひとつで制止するところは、そう思ってよいだろう。

　通常なら「道路交通法違反」として検挙される

言われたのかもしれない。しかし、例えどうであっても、1万人を集めることができる組織力、新幹線やバスを使う資金力。あの旗の数。
一糸乱れぬ行動。今、日本では左翼・右翼でもあっという間に1万人を集めることは殆んど不可能である。そして、今、何故、南京虐殺を言い出したの
か？今、中国国定教科書には「南京大虐殺」という項目が大幅に増えた。82年までの教科書には、そんな記述は無かった。毛沢東も触れられていな
かった「南京」を用いて、「日本に対してはいつでも立ち上がるぞ」という意識を植え付けている。